日本国尾辻 秀久|おつじ ひでひさ|
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尾辻秀久

沖縄慰霊の日に想う

鹿児島県森林土木協会での挨拶
平成二十三年六月二十四日 ガーデンパレスにて

 総会が滞りなくお済みになりまして、こうして懇親会の運びになりましたことを、お慶び申し上げます。また、表彰をお受けになりました皆様にもお慶びを申し上げます。
 実は沖縄帰りでございまして、格好も沖縄のまんまでございまして、お許しをいただきたいと存じます。なぜ沖縄に行っていたかと申しますと、昨日六月二十三日は、沖縄の戦闘が終結をした日でございます。
 昭和二十年六月二十三日未明、陸軍の牛島司令官と海軍の大田司令官が割腹をして果てて、沖縄の戦闘は終結をいたしました。その六月二十三日、沖縄は慰霊の日と定めまして、全県民、喪に服すのであります。昨日も、私も追悼式に参列をしながら、大田司令官が最期の電報で、『沖縄県民かく戦へり、後世格別のご配慮あらんことを』と打電した、いわばあの遺言に対して日本の政治家がいかに応えているか、そのことに思いをいたしますと内心忸怩たるものがございました。
 政治だけでなくて、今の日本、どこか間違っている。何かがおかしい。そんなふうに思います。先日もホリエモンこと堀江某が、刑務所に入るのに頭髪を変な格好にして記者会見をする。正気の沙汰(さた)とは思えない。そもそもです、暑い日は汗を流し、寒い日は寒さに耐えながら仕事をする。そのことを評価せずに、夏は冷房の中で冬は暖房の中で、パソコンを前にして指先一つでカネを動かして巨額な金を稼ぐ。そのことをもてはやすことは、おかしい。そんな国の姿のまんまだったら、どっかで国が滅んでしまう。私はそう思っております。
 働くという字は略字で人偏(にんべん)に力と書きます。働くということは、人間が体力を使って動き、仕事をすることだと思っております。そのことがもう一度本当に評価され、そういう人が尊敬される日本にしなければならない。そういうふうに思っているところであります。
 残された時間がどのくらいあるのかわかりませんが、懸命に頑張ってみたいと思っているところでございます。ご一緒に頑張りましょう、と申し上げて今日の挨拶とさせていただきます。今日もありがとうございます。

尾辻秀久

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