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鹿児島県防大同窓会・挨拶 平成二十三年七月三日
今年も例年どおりに鹿児島県防大同窓会の総会が、このように皆さんお元気にお集まりになって開かれましたことは、ご同慶のいたりであります。 尾辻であります。いつも仲間に加えていただきまして、有難うございます。そのうえ、挨拶を申し上げる機会までいただきました。御礼を申し上げます。 このところ、思うことがございます。 私は防大七期であります。作家・大江健三郎氏に「防大生は若い世代の恥辱である」と言われました。制服で街を歩くと、石が飛んでくることもありました。 そんなときに、時の吉田茂総理大臣が卒業式で、「諸君に対する世間の目が冷たいことはよく承知している。しかし、それは今の日本が平和で、幸せなときを送っているからである。もし将来、諸君がチヤホヤされる事態になったら、それは日本にとって不幸なときであろう。耐えてくれ」と訓示されました。 今、大震災の救助・復興作業で自衛隊の働きが、マスコミでも高い評価を受けています。複雑な思いで、吉田総理の訓示を思い起こすのです。 防大出身者として、一国民として、正面から国難に向き合いたいと思います。それが、私たちの使命でありましょう。 私の挨拶といたします。
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