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防大北斗会挨拶 平成二十三年七月六日
いつも仲間に入れて頂き、今日もこうして旧交を温めることができることを感謝します。 旧海軍時代に、愉快なエピソードを残した艦長がおられます。ある時、僚艦の艦長から電報が届きました。 「この度は、大変世話になった。心から感謝する」 早速、返電をしておられます。 「お礼は、具体的なるべし」 見事に、一斗樽、一個をせしめたそうであります。 いつも、お礼を言いながら、未だに具体的なお礼に及ばない我が身を恥じております。 つい先日、今年も六月二十三日が巡ってまいりました。六月二十三日は欠かさず沖縄に行きますので、今年も参りました。 改めて、落合(旧姓 大田)の親父さん(沖縄根拠地隊司令・大田實海軍中将)が、最期の電報で「沖縄県民、かく戦へり。後世、格別の御配慮あらんことを」と打たれた遺言に、今日の政治がきちんと応えているのか、と自問いたす時、忸怩たるものがありました。 今、執務室の机には、かつて誓った宣誓書があります。 『事に臨んでは危険を顧みず』 国家・国民のために命惜しまず働いて、防大出身者の、同期の名を辱しめないようにいたします。
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